下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2007〜2010

懐かしのSyQuest

総合書体D-09ウェイトの修正箇所を写し替える作業が終わる。しかし、すでに終わったはずの01〜05ウェイトのほうも直さなくてはいけない文字が見つかり、急遽そちらの修正作業をする。
フォント販売サイトをシフトするためのサイト内改訂作業を始める。


●そろそろ捨てようと思っているもの

SCSIでパソコンと接続するリムーバブル型のハードディスク。
SyQuest(サイクエスト)とメーカー名で呼んでいた。パソコン本体内のHDが20MB程度しかなく、フロッピーディスクには400KB〜1.4MBしか保存できない時代。44MBも(笑)データを保存できるこの装置には随分と世話になった(20年以上も前)。
本体が10〜20万円ぐらいで、約15×15cmサイズのカートリッジメディアは1枚1〜2万円くらいだったかな。
左の写真、下が本体で上に乗っているのが交換用のメディア。右は書体デザインのデータを溜め込んだ保存用ケース入りのカートリッジメディア。
書体をパソコンで作り始めた頃、データを最初に保存した外部メディアはフロッピーディスク。次がこのSyQuest。いまはMOディスク(640MB)だ。CDとかDVDにデータを保存する予定は今のところないな。
このカートリッジメディアをどうやって廃棄しようか。いまさらパソコンに接続して中身を消去するのは面倒だ。中心の軸のあたりをハンマーでちょっと叩いて歪ませておけば大丈夫かな。