電気ブラン
総合書体D-01非漢字部分、ロシア文字とギリシャ文字のデザインに取り組む。修正ではない。通常の英数字のデザインが固まってからでないと効率が悪いから、最後にやろうと決めていた。
午後3時から市ヶ谷の某所でブランドロゴの件で打ち合わせ。次の提出案あたりでそろそろ最終決定としたいのだがなぁ。あまり長引くと、こちらのエネルギーもだんだん弱くなってくる。
●最近呼んだ雑誌以外の本
- 作者: 堀之内九一郎
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2007/01
- メディア: 文庫
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前著に書いた言葉らしいが「五年前に何をしていたかの答えが、いまである」というのが気にいった。
吾妻橋、ウン○ビルを望んだ場所から後ろを振り返ると目に入る古めかしいビル。仁丹塔も新世界ビルも無くなったいま、花やしきと共に、昔の浅草を懐かしむ人たちの最後の砦「神谷バー」。バーというより大衆レストランか。いや、大正モダン居酒屋? このざわめきの中で、気取らずに飲み食いするのがいいのだな。
昔はさぞかしハイカラな社交場だったのだろう。いまでも、おしゃれな帽子をかぶった昔のジェントルマンが、ひとり静かに名物の電気ブラン(強いカクテル)を楽しんでいたりする。店員さんはきちんとネクタイをしている。2階はレストランカミヤ、その上は割烹神谷。やはり庶民的な1階がオススメだ。