下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2007〜2010

やっちゃば通り

きょうも、プリントされた文字をひたすら見つめる作業。
ブランドロゴの件。最終案が決定したようだ。来週はロゴデザインの精緻化作業に集中することになる。
見知らぬ人から、某有名フォントの価格や購入についての問い合わせ電話。ウチとはまったく関係ないのだが、業界内のことなので、いちおうきちんとアドバイスをする。なぜ、それを制作販売しているフォントメーカーに問い合わせずに、コチラにくるかね。問い合わせしにくい雰囲気をプンプンさせている会社とかWEBサイトってあるから、仕方のないことか。


徒歩出勤で歩く道。

なんか洒落た名前がついている。昔は「やっちゃば通り」と呼ばれていたはずだ。今、江戸東京博物館が建っている場所にあった両国青果市場を、地元では「やっちゃば」と言っていた。野菜市場(やさいいちば)または、八百屋市場(やおやいちば)が縮んで「やっちゃば」になったのだと、私は勝手に思っている。
突き当たりに「やっちゃば」があったから、やっちゃば通り。下町育ちの古い人間には、北斎通りなんて言われてもピンとこないよ〜。
●追記:文中の「両国青果市場」、正しくは「江東青果物市場」でした。