下町フォント日記

佐藤豊オフィシャルブログ 2007〜2010

若き日の姿

涼しいというより肌寒い。総合書体D-06〜09ウェイト。テストプリントでチェックがついた文字を整理し、修正指示用プリントに写し替える作業。



事務所でちょっと探し物をしていたら、こんなものが出てきた。40年前の新聞記事。アマチュアバンドをやっていた頃のもの。
魚眼レンズを使った写真なので画面全体が丸く歪んで距離感が狂って見えるが、場所は荒川河川敷グラウンド。土手の上と下に観客がいる(笑)。
中央で一番大きく後ろ向きに写っているのが私。左の二人は中学時代の友人だが、右の二人は名前が思い出せない。齢で言えば高校生なのだが、私ともう一人は働いていた。
インストゥルメンタルバンドからボーカル曲中心のバンドに切り換えた時期。電源は、コンクリートの高い土手と道路2本を越えた先の菓子店で借り、100メートル以上のコードで確保していた。
このときのバンド名は「THUNDERS」。バスドラムの正面を黒く塗りつぶし、ロゴタイプを白く書き入れていた(当然私が描いた)。
同じ写真コンクールの被写体になったことがもう1回あるのだが、そのときの記事は見つからなかった。